整体師はどうして足の長さの些細な違いにこだわるんですか？

●整体師はどうして足の長さの些細な違いにこだわるんですか？
    

こんにちわ,群馬の整体学校「高崎整体アカデミー」講師,井上です。

整体師はどうして足の長さの些細な違いにこだわるんですか？

１．１記事読めば１年サロン修業したと同じ効能があると言われている、できる治療家の総合整体情報サイト、高崎整体アカデミーの「整体学校だより」になります。「足（脚）の長さの違い」チャラい、うわっつらのファッション治療家はカッコつけて医者ぶって「脚長差」とか「短下肢」とか言います。ソースは私です。が、同業間では笑われるのでスタッフがいる所では「足（脚）の長さの違い」と言ったほうが無難です。時代小説の剣豪も「できないふり」をしています。面倒くさいからです。「足（脚）の長さ」を語らずして整体は成り立ちません。クリープの入れないコーヒーみたいなものです。関係ないですが、私はブラックです。

整体・接骨とは足の長さビジネス

２．股関節がなんかしっくりせず、整形外科に行ったが「異常はない」と言われ、接骨院に行ったら、毎日通えますか？「本気で治したい気持ちがありますか？」と意味が解らないことを迫られ怖くなり、医療センターで様々な精密検査をしても原因がわからず、それから、評判のいい病院や、名医と言われる先生の所にたくさん行きましたたがいずれも「異常はない」で、最初にいった近所の整形外科「ヤブ」の、痛み止めと、エクササイズみたいなことを、気休めでやってる日々の中、ポストに入っていた軌跡。そう、整体のチラシです。とうとう「整体」に出会ってしまいました。

足の長さが違うと死ぬぐらい本気で言う人たち

３．という今思えばどうでもいい。「安い使いまわし」のテンプレチラシですが、当時の私は、素人なので、感動のあまり「これだ！」と叫んだほどです。

整体の先生は、医者のように、机に向かって適当に話を聞くことはせず、しっかりミラーリングや返報性の法則、ザイオンス効果など様々なテクニックを駆使して私の話を受け止めてくださり、根本的な原因は、自然に逆らった現代人の生活、「骨盤の歪み」であることを看破し、素人の私でも、これは、やりかた次第でどうにでもなる、理系の知識のある人にはできないな、というような高度な検査を「通常５万６千円の初診料無料のオファ」でやってくれて、

足（脚）の長さ0.1ミリも違ってる重大な原因を特定してくださりましたやっぱり医者ではなく「整体だ」とおもいました。
 

足の長さが違うと言ってればいい職業

４．―[…]以下、話の先が見える、どこでも見かける、うんざりするような安い体験談が続き、それで、将来を約束された上級公務員の仕事を妻に相談せずに辞め、その整体師の先生のやられている併設スクールに入学し、親権もとられたというか成人されるまで近づくなと言われ、２店舗つぶしました。現在、多重債務者です。という業界的には普通の話なのですが―、脚長差（足・脚の長さの違い）なんて、逆に、ちょっとストレッチすればすぐに戻ります。というか三歩も歩けば戻ります。そういう癖がついているからです。

リラクゼーション業と、足の長さが業

５．人間は左右対称な生活をしていません。多少の左右差があるのは当然です。足・脚の長さも違うし、アゴも偏って咬む方に歪んでるし、右利きの人は右手の握力の方が強いです。むしろ、左右ぴっちり揃っている人の方が「普段どういう生活してんだ？！」になります。そういう人類につきつけられた課題に果敢に挑戦するのが「僕ら整体師、治療家」です。一応言っておきますが、マッサージと言ってはいけないマッサージ風の整体は「治療家」ではありません。また別なジャンル、カテゴリになります。この辺を一緒にしてしまう人は多いです。手もみほぐし整体とは、整体ではなくマッサージです。

たまにガチに足の長さ論を論破されることも

６．「業務委託」と「整体（治療家）」のどっちが正しい。とかそういうマウントはありません。どちらも誇りをもって「どっかおかしい」のです。それは褒め言葉です。

変わってるとか、人と違う感性とか、そういう尖った哲学が整体です。俺は誰のコピーでもねえ。です。間違っても医療ではありません。事故（健康被害）を起こして、償（つぐない）いの人生がスタートしてからでは遅いのです。とりあえずは、左右のストレッチや、筋肉をマッサージすると、脚・足の長さは簡単に揃います。それをドヤるかドヤらないかの違いです。妻に脚・足の長さが揃ったよ。と言ったとき、「だから何？」と不機嫌そうに言われたことが有ります。

まだまだ一般の人には敷居が高い業界です。整体学校は身体ｲｼﾞﾘは教えても、業界のことはノータッチです。ずるい。正しくは整体師は演者（ギャラ）で、整体サロン会社はイベンター、胴元になります。
 

（まとめ）脚長差を見極め、骨盤矯正をして揃えるのは整体師の命

会社を勝手に辞めて、整体師になったら妻から緑の紙を渡され、親権をとられ、成人するまで会ってはいけないという運びになった。それでも骨盤矯正という魅力に取り付かれた私は施術することをやめない。人類が平和になる。そのときが訪れる日まで―。

ｸｰﾙで知的で実戦にめっぽう強いﾀﾌな整体師を育てています。
 

 
……今日すべてのセラピストの施術が楽しく有意義なものでありますように。群馬で整体学校をお探しなら、独り立ちできるまで面倒を見る講師、あなたの夢を二人三脚で！井上でした。(‘-^*)/

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■|整体師はどうして足の長さの些細な違いにこだわるんですか？

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《著者紹介》高崎整体アカデミー講師 井上
（C)高崎整体アカデミー メディア事業部編集 季刊「商業整体」コラム担当

治療院カルチャー専門、療術ライター。得意分野は「健康商法」「関係法規」「疑似科学ニセ医学」独特の「ため」「抜き」余韻を使う八式長押し４代目継承者。長年にわたり温浴,治療院,大手,激安,零細ひととおり現場経験した後、研究作業に戻りフィードバックの場として２０１１年「高崎整体ゼミ」を設立。今も全国に門下を排出している。⇒プロフィール
 

 
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